Don’t put yourself to any trouble on my behalf.

今日、久しぶりに、歩いた。荷物が重くて、迷ったけれど。
でも、歩いてよかった。
足がくたくたになるまで、歩いた。ヴォーリスの大同生命大阪本社ビルは、まだ健在で、立派でした。あれだけ、せり出しているのに、シャープにみせるのは、あの曲線だろう。まさしく、”かたもち”をみせていたら、あんなに軽くはみせれない。
いつもは、裏路地に入っていく自分を、大通りに執着させて、ひたすら南へと歩いた。
いつもの顔をみたとき、少し、ほっとして。久しぶりに大きな声で、呼び止めてみた。
久しぶりに聞く、声は落ち込んでいた。
ついこの前、楽しそうなメールがきていたのに。私は、誰かの悲しみを補う係りなのかもしれない。
見放された本当の自分が、どこかで悲鳴をあげているように思う。
もう、勉強はできないのかと思っていた。なのに、先生も皆も、優しくて、どうして、早くここにこなかったのだろうと、後悔した。
帰ってきそうな本当の気持ちを、呼び止めないように。
声をかけないように。
思い出に生きてもいいじゃない。
それでもいいじゃない。
そんな人生あるわけないんだから。